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初夏の手仕事 梅シロップ

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徐々に暑くなってきましたね。
中学の衣替えも終わり、冬服がクリーニングから戻ってきました。
季節の移り変わりが早くて、最近ついていけません。

それにしても、私はまだまだ汗ばむ季節ではありませんが、子どもは汗だくですよ(;^ω^)
抱きつかれると、湯たんぽみたいで嫌~な季節がやってきました。
抱っことか・・・
勘弁してほしい季節です(;´Д`)



さてさて。
今日は、初夏の手仕事「梅シロップ」の作り方をご紹介します。

昔から、私の実家にもたくさんの瓶が並んでいましたが、「かりんの焼酎漬け」などお酒ばかりでした。
子ども心に、ずーーーーっと漬けたまま放置されているのも、何だかとっても怪しい感じがして(笑)

今なら分かりますけどね。
漬けておくものですからね~



今回ご紹介するのは、お子さんでも楽しめる梅シロップです。
この時期、どこのスーパーにも梅コーナーができていますよね。
あれを見ると、漬けたくなる人は多いのでは?

ほのかな甘みとすっきり爽やかな青梅の風味が絶妙な味わいです♪
私はロックが一番おススメですが、炭酸水で割ったり、牛乳と合わせてもおいしいです。
爽やかな甘味をプラスできるので、お菓子やお料理にも使ってみてくださいね。
この時期にまとめて漬けておけば、シロップは1年を通して楽しむことができますよ(^_-)-☆


 ◆梅シロップ◆

  (3~4L瓶1個分)
  青梅   1kg
  氷砂糖   1kg
  りんご酢   100cc

①青梅は、つまようじを使ってヘタを取り、洗ってしっかり水気をふき取る。
 ※軽く差し込んでひっかけるとすぐ取れます。
 ※水気はとにかくしっかりふき取ってください。
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②保存瓶を煮沸消毒し、青梅を敷きつめて氷砂糖をかぶるくらい入れ、更に青梅・氷砂糖の順に入れていき、一番上に氷砂糖がくるように詰める。

③毎日瓶をゆすって全体を混ぜながら、氷砂糖がとけるまで1か月ほど漬け込む。

④梅がシワシワになったら取り出し、シロップは冷蔵庫で保存する。
 ※心配な方は、シロップを一度加熱してから保存すると安心です。

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最初に漬け込んだ状態です。
青梅と氷砂糖が層のようになっています。
500gで2L瓶、1kgで3~4L瓶がいっぱいになります。
密閉が甘い容器は、混ぜている間にシロップが漏れてしまうので要注意です。


瓶は必ず煮沸消毒してから使ってください。
さっと熱湯に通して乾かすだけでもOKです。
耐熱でない容器は、きれいに洗ってアルコール消毒してもいいと思います。
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数日~1週間経過すると、こんな感じで梅の色がにごって、少しずつ水分が出てきます。
まだ氷砂糖が残っているので、全体につかるように、よく混ぜてください。

漬ける前に梅を凍らせておいたり、梅に穴をあけると、早くシロップができます。
ただし、そのままじっくり抽出した方がまろやかなシロップに仕上がります。
苦みが気になるという方もいるので、味に敏感な方は何もしない方がいいかも・・・
急ぐ場合は凍らせないと時間がかかりますので、お好みでどうぞ。
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2週間ほどすると、氷砂糖も完全にとけて、たくさんのシロップができています。
梅も、かなりシワシワの状態に。

この写真は、既にシワシワになった梅を取り出してしまったものですが・・・
取り出した梅も活用できますので、捨てないでくださいね。
活用方法は、また後日。

梅を漬けたまま保存している方も多いと思いますが、渋みがでてしまうので、2週間~1か月経過してシワシワになったら取り出してください。



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by handmadecafe0929 | 2016-06-02 16:00 | その他お菓子・ドリンク | Comments(0)

名古屋市在住。元料理学校講師。handmadecafeとしてブログを開設。現在はレシピ開発、TV出演、講演会講師など幅広く活躍中。子どものために始めたキャラ弁や、簡単で作りやすいレシピなどが人気。著書に「handmadecafeの絶品レシピ」(宝島社)


by ゆき