マカロンを作ろう!
2016年 02月 23日

連日の練習練習のうえ、直前になると、いつもより早く登園して予行練習が始まります。
いつもより早く起こしにいくのですが、疲れていてまだ眠たい(-_-)zzz
何度も起こすと仕方なく起きますが、なんとなくボーーーーッとしています。
そして、不満そうな顔で一言・・・
「コウちゃん、40分しか寝てないんですけど!」
いやいやいや。
間違いなく9時間10時間寝てますけど~~~
40分って、どこら辺から出てきた数字なんでしょう?
彼なりに、眠たさを表現してみたみたいです(´艸`*)
それにしても、ハッと気づけばもう2月も半ばを過ぎ、月日が経つのが早すぎて怖いです。
中学の制服も出来上がり、あとは卒業を待つばかり。
早いなぁ~
さて、すっかり終わってしまいましたが、卒業前にやってきた大イベント(?)バレンタイン♡
今年、ヒナがチョイスしたのはマカロン!
少し前まではカップケーキだったのに、いきなり難易度UPしてますけど(=_=)
大丈夫かな・・・と心配しつつも、本人とってもやる気なので、とりあえずマカロンの準備をする私。
でも、材料がギリギリだったので、失敗は許されません!!!
それにしても、カップケーキの準備をして、混ぜるだけの簡単レシピで試作までした私って・・・
子どもに振り回されてる(笑)
こちらのレシピは、せっかくなのでまた後日紹介したいと思います。

実は、実際の作業時間は短いです。
乾燥させる時間を除けば、結構ささささーーーーーーーーーーーーーーっとできちゃいます。
コツさえつかめば簡単ですが、要所要所にコツがいるので、初めてのヒナは四苦八苦していました(-_-;)
そして、もう作らない宣言まで飛び出す始末です(笑)
でも、初めてなのに大きな失敗もなく、仕上がりは完璧マカロンでした♪
友だちにも「おいしい。」とかなり好感触だったのに、全員に「もう作らないけどね!」と付け加えたそうなので、ちょっと厳しく指導しすぎたかな?
ここで、コツをまとめておきます。
マカロンを作ったことがない方からすると意外なようですが、卵白は、新しいものは避けましょう。
私は、卵黄だけ使うこともあるので、残った卵白を1個分ずつ冷凍しておきます。
使いたいときに冷蔵庫解凍するだけです。
冷凍卵白なんてないよ!って方も多いと思います。
この場合、作る数日前にボウルに割り入れ、そのまま冷蔵庫に放置しておきます。
卵黄は使わないので、別で使っちゃってくださいね。
ドロッとした状態ではなく、サラッとした水っぽい状態の卵白を使います。
しっかりとしたツヤのあるメレンゲを作りましょう。
卵白はもちろん、粉類も冷やしておくといいですよ。
今回、可愛らしいピンクにしています。
ジェル状で使いやすいウィルトンアイシングカラーのクリスマスレッドを使用しました。
もちろん、他の色粉でもOKです。
少量できれいに色づくので、入れすぎには注意してくださいね~
そういえば、某イベントでマカロンの実演をしたことがあり、どうしても新鮮卵を使わざるを得ないことがありました。
見た目普通に仕上がりますが、空洞化しやすかったです。
それはそれでカリカリしておいしかったですけど(笑)
イベント先は、オーブンも初めて使うものですし、乾燥状態も万全とはいえないし、あまりにも条件が悪すぎて、原因は卵白の状態だけとも言えませんが・・・
ちなみに、作り方を見せるのが目的なので試食はなく、焼き上がりもオーブンから出して見せるくらいなので、空洞化しているのは内緒でした(;^ω^)
次に、マカロン作りで最も注意が必要な作業がマカロナージュです。
しっかり泡立てたメレンゲの泡を今度はつぶして、ツヤのあるマカロンに仕上げるための大切な工程です。
この見極めが意外と難しくて、慣れない人はやりすぎることが多いので気を付けてくださいね。
ボウルの側面にすりつけるようにします。
一度すりつけたら、生地をまとめてもう一度すりつけます。
途中生地をたらして、ボテッと落ちるようならマカロナージュ不足なので、もう一度繰り返します。
生地がつながってリボン状に流れ落ちればOKです。
滑らかにサラサラ流れるというより、つながって落ちればOKです。
もう1回した方がいいかな?と迷ったら、慣れないうちはそこで止めておきましょう。
やりすぎて生地がだれるのが一番やっかいです。
あとは、絞り袋に詰めて、お好みの大きさに絞っていきます。
クッキングシートの裏に、焼きたい大きさの円をコンパスで描いておくと、均等に絞る目安になるのでおススメです。
円を描いた面に絞るとマカロンに線がうつってしまうので、裏側に描いてください。
絞るときは、絞り袋を垂直に保ち、絞り袋を動かさずに絞って力を抜いて静かにもち上げます。
やり方は自由なので、自分のやりやすい方法を見つけましょう。
絞ったあと多少広がるので、隣り合ったマカロンがくっついて雪だるまみたいにならないよう、間隔は思ったより広くとってください。
絞ったら、指で触っても生地がくっつかなくなるまで乾燥させます。
室温や季節によってかなり時間に差が出ますが、1~2時間くらいです。
エアコンの風が当たると部分的に乾燥してしまうこともあるので気を付けてくださいね。
同じような環境でも、昨日はすぐ乾いたのに今日は乾かない・・・とかあります。
乾燥させすぎてもひび割れの原因になるので、放置しすぎには要注意ですよ~
焼く時は、途中温度を下げます。
ピエといわれる周りのポコポコした部分が出てきたら、温度を下げます。
2分くらいできれいなピエができるはず!
そのまま設定温度を下げても、庫内の温度がすぐに下がらないため、扉を開けてパタパタと空気を入れ替えてあげると一気に温度が下がります。
さて、今回のマカロン。
アーモンドの風味が比較的強く、甘さはやや控えめにしています。
マカロンの粘りと甘さが苦手な人でも食べやすいと思いますよ(^_-)-☆
私がそんな感じなので。
そもそもメレンゲ菓子が苦手です。
と言いつつ作るのは、子供たちが大好きだから。
マシュマロの方がピンクには合っていますが、ガナッシュもおいしいです♪
ガナッシュはあまり日持ちしないので、お配りにはマシュマロの方が向いているかな。
マカロンって、とにかく日持ちしません。
2~3日くらい?
我が家は自己責任で1週間くらい(笑)
食べ残したものは冷凍しておくと1か月くらい保存できます。
食べたいときに食べたいだけ出して、チビはたまに凍ったまま食べてます。
ラスクのようにサクサクに焼いてしまえば、おやつとして日持ちしますよ。
◆マカロン◆
(直径4cm約20個分)
卵白 60g(2個分)
グラニュー糖 50g
粉糖 60g
アーモンドパウダー 70g
食用色素(赤) 適量
マシュマロ 50g
【ガナッシュ】
ブラックチョコレート 110g
生クリーム 大さじ4
モーツァルトチョコレートリキュール 大さじ1
①卵白はギリギリまで冷蔵庫で冷やしておく。粉糖・アーモンドパウダーを合わせてザルでふるい、冷蔵庫で冷やしておく。
②卵白をほぐしてグラニュー糖1/2量を加え、やわらかく角がたつまで泡立て、残りのグラニュー糖を加えたらピンとしっかりした角がたつまで泡立て、ツヤのある安定したメレンゲを作る。
※色をつける場合は色素を少しずつ加えて色を付ける。

※持ち上げた生地がリボンのように流れ落ちればOK。
※やりすぎるとだれるので、少し足りないくらいで止めておく。


※大きな気泡はつまようじでつつく。
⑥オーブンを170℃に予熱し、ピエができるまで2~3分焼いたら、130℃に温度を落として残り17~18分焼く。
※130℃にしたら蓋を開け閉めして温度を下げます。
※トータルで20分くらい焼きます。
⑦天板のまま冷まし、粗熱が取れたらシートから静かにはがす。
※部分的にくっついているので優しく・・・
⑧耐熱ボウルにチョコレートを割り入れ、生クリームを加えてレンジで1分加熱し、リキュールを加えてよく混ぜる。
⑨マカロン10個にマシュマロをのせ、それぞれレンジで10秒弱加熱してマシュマロを溶かし、もう1枚のマカロンをのせて形を整える。
※マシュマロは少しプクッと膨らんだらOKです。
⑩残りのマカロン10個に⑧をスプーンなどでのせ、もう1枚のマカロンをのせて形を整える。

見た目ショボくならないように、可愛くラッピングしてみました♪
バッグ風(^_-)-☆
たくさん手にぶら下げて配り歩く姿は、なかなか面白い光景でした(笑)
やっぱりピンクは女の子らしいし、このラッピングのイメージとも合っていて正解だったかな。

絞り袋&クッキングシートの代わりになる商品です。
マカロンシートは、絞る目安になるし、キレイに同じ大きさ・形に揃うのが最大のメリットです。
クッキングシートに丸を描く手間が省けるのは便利だと思います。
繰り返し洗って使えるのもありがたいです。
ただし、外国サイズで大きいため、国内のオーブンでは合うものはありません。
我が家の一番大きなオーブンでも、端っこがひっかかるのでカットして使っています。
デコマックス(絞るやつ)は、力が入り過ぎないので絞る量を調節しやすく、初心者にはいいかもしれません。
私は最後の生地がどうしても残ってしまうのが気になるので、絞り袋を使います。
こちらが使いやすいかどうかは、その人次第かな~?
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