秋の手仕事 栗の渋皮煮
2015年 09月 29日

子供たちが頑張って栗拾いをしてくれたので、我が家には大小合わせて100個近い栗がっ!
いつもは栗ごはんコールをする子供たちに負けてしまいますが、今回はこんなにあるんだから、自由に使えますよ~(^_-)-☆
甘いものがあまり好きではない子どもたちには不人気ですが、栗の渋皮煮をたくさん作っておくことにしました。
マロン好きの姉が喜びそう(笑)
もう、あれにこれにと、使うイメージばかりが膨らみます( *´艸`)
やっぱり抹茶ケーキとかモンブランとか作りたいかな。
今から楽しみです♪
くりきんとんや甘露煮が好きな人なら、渋皮煮も好きなんじゃないかと思います。
慣れないと渋皮の口当たりが若干気になるかもしれませんが、マロンペーストにしてもいいし、刻んでケーキに入れればほとんど気になりませんよ。
渋皮煮って、難しい工程やコツは全く必要ありません。
必要なのは、やる気と根気!!
私の小学校のときのクラススローガン「やる気!勇気!根気!」を思い出しました(笑)
とにかく大量の栗の皮をむいて、何度も茹でて、煮て、煮沸消毒して・・・
面倒くさいんです(-_-;)
でも、この面倒くささを乗り越えれば、おいしい渋皮煮が1年間楽しめます。
頑張って大量に作って、小分けしておきましょう!!
保存方法について。
1週間以内に使いきる場合は、煮沸した瓶に入れて冷蔵保存でOKです。
ただ、渋皮煮は大量生産することがほとんどだと思いますので、長期保存の方法も記載しておきます。
まず、大きめの鍋に保存瓶を入れてひたひたの水をそそぎ、沸騰後20分ほど加熱します。
あ、この時点では瓶の中身は入っていません。
瓶そのものの煮沸消毒です!
やけどに注意して瓶を取り出し、清潔なふきんの上に逆さにして乾かします。
私はシリコンの鍋つかみで出しています。
とにかくやけどに注意!!!!!
ちなみに、瓶の蓋も、忘れず一緒に煮沸してくださいね。
さて、瓶の煮沸ができたら、冷ました渋皮煮をもう一度加熱してください。
熱い状態で瓶に渋皮煮をつめ、シロップを栗が浸る程度に加えます。
必ずたっぷり栗が隠れるまで入れてくださいね。
瓶の蓋を軽くのせて(完全に閉めません)鍋に並べ、蓋にかぶらない程度に水を注いで加熱します。
煮立ったら15分加熱し、一旦取り出してしっかり蓋をしてさらに15分加熱します。
取り出して、瓶を逆さにして冷ましてください。
瓶の蓋が若干ペコンとへこんでいると思います。
うまくできていれば、このまま常温で1年近く保存できます。
ただ、このレシピは若干甘さ控えめなので、保存性を高めたい場合は砂糖の量を増やし、シロップをもう少し煮詰めてとろみをつけてください。
◆栗の渋皮煮◆
栗 500g
水 1L
重曹 10g
水 800ml
砂糖 400g
ブランデー 大さじ2
①栗は一晩水に浸しておき、渋皮に傷を付けないように包丁で鬼皮をむいて水にさらす。
※むきにくい場合は2~3分茹でてからむいてください。
②鍋に水・重曹・栗を入れて中火にかけ、沸騰したら火を弱めて30分茹でる。
③鍋に水を流しいれて温度を下げ、手で栗の表面を優しくこするようにしてキレイにし、溝の筋などは竹串で取り除く。
※力を入れると割れるので気を付けて・・・
④鍋に栗を入れてひたひたに水を注ぎ、中火にかけて10分加熱して茹でこぼす。同様にもう一度茹でこぼす。

⑥ブランデーを加え、そのまま一晩おいて味をなじませる。
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