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口当たりしっとり♪基本のスポンジ

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ごくごく普通の基本的なスポンジ生地の作り方をご紹介します。
しっとりとした生地は口当たりもよく、デコレーションした時のクリームとのバランスもいいですよ♪
しっとりとしたきめ細かい仕上がりのスポンジです。

ケーキの基本でありながら、自己流ではなかなか上達が難しいのがスポンジですよね~
ちょっとしたコツと地道にコツコツ数をこなすこと。
当たり前のことですが、やはりこれが一番近道なのかもしれません。
スポンジは本当に奥が深い!

作り慣れたはずの私でも、「あれ?」ってコトだってあるのです・・・
仕事にしていた頃はそんなことなかったので、やはり数をこなさない分、腕が鈍っているのでしょうか(-_-)ゞ

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1枚目の写真はプレーンスポンジ15cm丸型です。
2枚目の写真はココアスポンジ18cm丸型。
ココア生地を作る場合は薄力粉を10%(100g→90g、70g→63g)減らし、減らした分量(10g、7g)だけココアパウダーを加えます。
プレーンよりもココアが水分を吸収して混ぜにくくなるので、少し慣れてからの方がいいかもしれません。


 ◆スポンジ◆

  (18cm丸型1台分)
  卵   3個
  砂糖   90g
  薄力粉   100g
  無塩バター   45g
  バニラエッセンス   少々

  (15cm丸型1台分)
  卵   2個
  砂糖   60g
  薄力粉   70g
  無塩バター   30g
  バニラエッセンス   少々



①卵は室温に戻す。型に敷き紙を敷く。オーブンを180℃に予熱する。バターを湯せんにかけるかレンジ30秒で溶かす。

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②卵をハンドミキサーでほぐして砂糖を加え、滑らかに流れつつ若干跡が残る状態まで泡立てる。
 ※寒い季節は湯せんにあてて人肌に温めると泡立ちがいいです。

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③薄力粉を振るい入れ、ゴムベラで底の生地をすくっては表に返すように切り混ぜる。
 ※ボールを片手で手前に回し、反対の手で同時にゴムべらを手前に動かすと効率的。
 ※ココアパウダーを加える場合はここで一緒に振るい入れる。

④粉っぽさが残るくらいで溶かしバターをゴムベラに伝わせながら静かに加え、切り混ぜる。
 ※バターは底に沈みやすいので混ぜむらに注意!

⑤全体にむらがなくなり生地にツヤが出てきたら、型に流して軽く空気抜きし、180℃のオーブンで20~25分焼く。
 ※竹串をさして生っぽい生地がついてこなければOKです。

⑥熱いうちにケーキクーラーに出して敷紙を外し、粗熱が取れたら乾燥を防ぐためビニール袋などでふわりと包む。

⑦用途に応じて2~4枚にスライスする。

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スポンジのスライスは、十分冷ましてから行いましょう!
どうしても急ぎで熱いままカットしたことがあるんですけど・・・ボロボロになります(;ω;)
慣れないと難しい作業ですが、数をこなしてコツを掴むと4枚スライスだってスイスイできるようになります('-^*)/
回転台に乗せ、クルクルと回しながらナイフを少しずつ小刻みに動かしましょう。

最近はスライス用の便利な道具もあるので、苦手な方は利用してみては?
私は使ったことがないのですが、かなりキレイにスライスできるそうです。



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by handmadecafe0929 | 2009-12-24 23:04 | ショートケーキ・シフォンケーキ | Comments(0)

名古屋市在住。元料理学校講師。handmadecafeとしてブログを開設。現在はレシピ開発、TV出演、講演会講師など幅広く活躍中。子どものために始めたキャラ弁や、簡単で作りやすいレシピなどが人気。著書に「handmadecafeの絶品レシピ」(宝島社)


by ゆき